けじめ [和裁]
毎日と。
毎年の。
けじめ。
その日の始まりと終わりに。
5×5のマス目をひいた針山に、
22本の待ち針と、
3本の縫い針を数えます・・・
運針よりも何よりも、
一番最初に教わったことでした。
針供養。
一年の針の労をねぎらい、
手技の向上を祈願する大事な日。
硬い生地を縫って曲がった針、
手の汗に錆びた針、
無理な運針に折れた針、
こんにゃくのクッションでその魂を慰める。
手ごたえのないやわらかく冷たい肌に、
針をさしながら・・・
『お疲れ様でした』
『ありがとう』
心の中で感謝を唱え、
『どうぞ精進をおみまもりください』
手を合わせた。
針を持つ仕事にかかわる限り、
一生続けようと思います・・・
毎年の針供養も。
毎日の針数えも。
大先輩も精進なさってるのですね・・・
2011年2月8日。
護王神社にて。
=======
鯛のタイが2つ
とても大吉な気分・・・
ときどき和裁士修行314日目
毎年の。
けじめ。
その日の始まりと終わりに。
5×5のマス目をひいた針山に、
22本の待ち針と、
3本の縫い針を数えます・・・
運針よりも何よりも、
一番最初に教わったことでした。
針供養。
一年の針の労をねぎらい、
手技の向上を祈願する大事な日。
硬い生地を縫って曲がった針、
手の汗に錆びた針、
無理な運針に折れた針、
こんにゃくのクッションでその魂を慰める。
手ごたえのないやわらかく冷たい肌に、
針をさしながら・・・
『お疲れ様でした』
『ありがとう』
心の中で感謝を唱え、
『どうぞ精進をおみまもりください』
手を合わせた。
針を持つ仕事にかかわる限り、
一生続けようと思います・・・
毎年の針供養も。
毎日の針数えも。
大先輩も精進なさってるのですね・・・
2011年2月8日。
護王神社にて。
=======
鯛のタイが2つ
とても大吉な気分・・・
ときどき和裁士修行314日目
料理や裁縫は手技だけでなく自分の体の一部となってくれる道具が
欠かせませんもんね。
供養・・・まだまだ知識が浅くうまくコメントできませんが
日々の感謝の大切さを感じますね。
「大」がつくほどベテランの方々もやはり今でも何かを念ずるのですね。
by GRACE (2011-02-10 03:47)
私もボビンレースで針を使ってますが、
曲がったりしても、なんだか捨てるに捨てられず、
なんとか真っすぐになるように直して使い続けてます。
針供養が行われるのはいいですね。
日々の感謝をこめて、精進を見守ってくださるよう願って、気持ちがスッキリしそうです。
by Inatimy (2011-02-10 18:28)
まちばり・・・耳には残っていました、母親が裁縫をするとき云っていました。
待ち針と書くんですね。
by 斗夢 (2011-02-10 22:16)
みなさん、nice&コメントありがとうございます。
>GRACEさん、針や鋏、定規など、道具をおろそかに扱うとなんとなく落ち着かない・・・ぐらいには私の修行も進んだようです。 縫い上げた後、道具が乱雑に散らばった台を見ては、反省反省(^^ゞ
>Inatimyさん、日々針を大切に扱われているんですね、素晴らしいと思います。和裁は針が曲がると思うようにいかないので、古針入れへ・・・そして年一度心をこめて供養、成仏していただくのですm(_ _)m
>斗夢さん、「まちばり」が本当に『待つ針』かは不明なのですが、その針が布と布を合わせて待っているところへ向かって真っすぐに縫い進めるから・・・私の中では『待ち針』がしっくりくるのです(^^♪
by coo (2011-02-14 21:25)